
「これがあればジョンフルシアンテなのよ♪」
ギター弾きつつTHR10アンプの小さいボタンで音色を切り替える中
「やはり 足元でエフェクト切り替えられたらいいよな」
と いい感じのディストーションペダルを模索したどり着いたBOSS DS-2(TURBO Distortion)
カート コバーン・ジョン フルシアンテと好きなギタリストが使っていることもあり これでいいかとチョイス
BOSS製品は玉数も多いしと メルカリでジャンクのターボディストーションを見つけたという流れです
ジャンクのTURBO Distortion、、簡単に直せると思ってた(T_T)

メルカリの出品内容は
ジャンクですエフェクト音出ません
バイパス音も小さいです
修理できる方やパーツ取りできる方におすすめです
ジャンクのためノークレームノーリターンでお願いします
ここで
- バイパス音も小さいってことは減った電池で試したが、パワーサプライに問題ある可能性もあるかな
- 修理するにしてもカップリングコンデンサの劣化か
- 電源部分を過電圧でやっちゃったとかもあるかな
- 想定する一番大変な修理でもコンデンサの全交換かな
- 表面実装基板じゃないし なんとかなるか
- 正常稼働の中古品と比べて半額くらいで買えるならお得だな
- キレイな個体だし良さげだな
※この時点ではジャンク詐欺の可能性も考えていました(ジャンク詐欺とはジャンクと言いながら正常稼働品のこと)
実際に手元に届いて
- バイパス音は普通に鳴った
- エフェクトオンで 電池切れの歪みエフェクターのような音が鳴る
- オフからオンにした時にジワっとエフェクト音が大きくなる
- パッシブギターだとほぼ音でない
- アクティブギターでブーストを最大にするとそこそこ音出る
という状況

↑交換前
「うーん やはりコンデンサ系が原因かな?」
と 一旦必要な数値の電解コンデンサを入手すべく翌日秋葉原へ
そして財布を忘れたとことに飯田橋駅を降りて店舗へ向かう途中に気づきます
「やっちまった、、」
それでも秋月電子・千石電商共にPayPayで支払いができましたので大丈夫でした♪
いやはや 電子部品まで電子決済で支払いできる時代になっていたとは驚きました
そしてマジでありがたかったです♡
部品購入後夕方には帰宅

↑この電解コンデンサで部品代は600円くらいでしょうか
そして入れ替え

↑BOSSエフェクターの電解コンデンサは一般で販売されているものより小さいものが使われていたりして
事前に修理動画などを見ていたので知っていたのですが そもそも小型電解コンデンサってなかなか販売されていないこともあり装着中にリードの長さを工夫して横に倒したりしながら実装しました
※特にジャック周りには注意です

あと 基盤を何度も開けて閉じてとやっているのでジャック部分のハンダが外れたり
この辺はそういうものとして完成時に取り回すのがよいかと
と、、
電解コンデンサ全交換したのですが、、症状は改善せず(T_T)
それでもエフェクトオフ時のバッファー音がちょっとクリアでレンジが広がった気がしました
※プラシーボの可能性も
「まぁフィルムコンデンサも怪しいかぁ」ということで続けてフィルムコンデンサの全交換
と 交換してもなにも症状は改善せず(T_T)
正直 ジャンク購入時の修理想定はここまででした(T_T)
これ以上はキャパオーバー 無理!ということでChatGPTに相談↓↓
「ジャンクのBOSS DS-2を購入しました
スルー音は問題ないが エフェクト音が10秒くらいかけてジワっと上がる感じ
それでもエフェクト音がしっかりはかからない感じ
どんな故障が考えられますか?」
回答を要約すると
- BOSS特有のエフェクト切り替え時のミュート回路が悪さをしている可能性
- 各トランジスタに対してちゃんと電圧がきてるか?
- 各トランジスタは正常に動作してるか?
これらをチャッピーと共に手取り足取りテスターとり電圧とり導通とりチェックしていきました
それでも 僕の環境だとチェック機器がテスターしかないのでやはり限界が、、
ここでオシロスコープの購入も検討しましたが 一旦「もうトランジスタの交換しちゃった方が早いか!」ということで踏み込みます
ジャンクBOSS DS-2のトランジスタ交換に踏み込む!〜想定外の困難へ踏み込む〜

トランジスタの交換は魔窟でした
なにが?って同じ型番の部品が入手できないんです!
それぞれを詳細に見ていくと
Q1,2,7 2SC2458GR
↑これは秋月電子でネット・実店舗 共に普通に購入できます
ただ すぐに交換したかったので代替品を調べると2SC1815が使えるようです
↓交換後↓
故障の原因がこのトランジスタでは無かったようで動作に変化はありませんでしたが トラブルもなく普通でした
Q3,4,10,14,15,20,21 2SK118Y
↑2SK30が代替品と使えるようです
そもそも2SK118は2SK30の小型版とのことなので安心して交換
↓交換後↓
音に変化が出だしました
さらに
Q5,11,12,13,18,22,23 2SC3378GR
↑こちらも2SC1815を代替として使えるようです
この辺になると普通に入手するのは困難なので”欲しいものリスト”にメモしておき 見つけたら購入するのがよいかと
↓交換後↓
この中のどれかが故障の原因の主要因だったのかよく耳にするディストーションサウンドを発揮するようになりました
今回のジャンク修理では”オリジナルの部品が入手困難となっている中 無理してオリジナルを追求する必要はあるのか?”といった葛藤もありました
ここで”オリジナルへの追求”を止めた瞬間に気持ちが楽になりました
そらそうだ笑
Q8,9 2SA1048GR
こちらも秋月電子などでの入手は無理なようです
2SA1015で代替できるとのことなので手持ちにあったので交換
↓交換後↓
この辺は故障の主要因ではないのかそこまで変化ありませんでしたがトラブルもなく
Q17 2SA1335GR
こちらも入手は困難
2SA970で代替できるようです
↓交換後↓
調べたところ2SA1015-GRも代替として使えるようなので交換
一気に音が安定しました
ここは損傷が大きかったのかもしれません
※追記 Q6,16,19 2SK184GRを見落としていた!
ということで調べたところ2SK170で代替できるとのこと
※2SK30もいけるようです
↓交換後↓
安定しました
オフからエフェクトオンへの切り替え時の音の変化も早くなりました
と トランジスタを交換していくことでしっかり歪み音が鳴るようになりました♪
まとめ BOSS DS-2ジャンク修理に想ったこと

ここまでの修理内容からジャンクの原因はトランジスタだったということに
あとは
- セラミックコンデンサも交換しちゃうかな
- 電解コンデンサとフィルムコンデンサをボックスコンデンサにしたらどうなるんだろ?
- 配線材をあとちょっと太いのにしたらどうなるんだろ?
という感じですが 一旦エフェクターとして安定しているのでこのままでもいいかなとも、、
あと BOSSエフェクターを修理しながら感動したことがありまして 信号線にシールド線使ってるんですよね
こういうの 他のエフェクターではなかなか見られないのですごいなと思いました
本記事が参考になりましたなら幸いです