BOSS DS-2 Turbo Distortionを深堀りする!

↑BOSSのコンパクトエフェクターOD-1・PH-1・SP-1が発売されたのが1977年ということなのでBOSS初期から機が熟した時期のエフェクターって感じでしょうか
1. DS-2の歴史
1978年:DS-1の登場
ディストーションの原点
BOSSの代表的なディストーションであるDS-1が登場。オレンジ色の筐体と独特の歪みで、後のDS-2にもつながるサウンドの基礎を築きました。
2種類の歪みを搭載
DS-1系のサウンドを受け継ぎながら、TURBO IとTURBO IIという2種類のモードを搭載。特にリードギター向けのTURBO IIが特徴となりました。
ニルヴァーナのカート・コバーンが使用したペダルとしても知られ、グランジやオルタナティブロックを象徴する機材の一つになりました。
DS-2は1987年の発売から長くラインナップに残るモデルです。基本コンセプトは、2種類のディストーションを一台で使い分けること。
2. TURBO IとTURBO IIは何が違う?
TURBO I
リズム・バッキング向け
- DS-1系に近い、扱いやすいディストーション
- 中低域に厚みがあり、コードを弾いても存在感がある
- DISTを下げればクランチ、上げれば強い歪みまで対応
- ピッキングの強弱やギター側のボリュームにも反応しやすい
↑うんうん確かにこんな感じですひろがりのあるディストーションサウンドって感じ
音量もモードIIと比較するとちょい低めと感じます
リード・ソロ向け
- 中域が強調された、押し出しの強いサウンド
- 音が前に出やすく、ギターソロに向く
- TURBO Iとは異なるフィルター特性と追加のゲイン段が特徴
- 設定次第で、かなり激しいハイゲインサウンドになる
↑ミッドレンジがグッと押し出された音ですね
このイコライジングがまた絶妙と感じます
3. 3つのノブの役割
- DIST:歪みの量:上げるほど歪みが強くなる
- TONE:音色の調整:明るく鋭い音から、暗く重い音まで調整
- LEVEL:出力音量:アンプへ送る音量を調整
DS-2のTONEは、単純に高音だけを増減させるものではありません。BOSSの説明では、TURBO Iでは低めの周波数帯を含めた音色調整が行われ、TURBO IIでは中域の個性的なブーストがサウンドの要になります。
↓ここからはかなりマニアックな内容になります
4. DS-2の技術的な特徴
ここからが、電子回路として面白い部分です。
ICだけに歪みの処理を任せるのではなく、トランジスタなどの個別部品を使った回路設計が特徴です。部品の動作点や周辺部品の定数が、歪み方や信号の立ち上がりに関係します。
↑ICを使わずにトランジスタで構成されてることには驚きました
TURBO IIでは追加のゲイン段と中域を強調する回路が働きます。単に出力レベルを切り替えるのではなく、音の周波数特性や歪み方を変える設計です。
本体のフットスイッチに加え、REMOTE端子に外部フットスイッチを接続してTURBOモードを切り替えられます。
↑ここはぜひ面倒がらずにフットスイッチを用意して、切り替えて使いたいところ
これだけでこのペダルの魅力が2倍に広がります
DS-2の音色は、歪み回路だけで決まるわけではありません。フィルターやトーン回路の特性も音の太さ、明るさ、ミッドの出方に関わります。
5. DS-2の基本仕様
- 発売年 1987年
- 電源 9V電池/別売ACアダプター
- 消費電流 15mA
- バイパス バッファード・バイパス
- 入力インピーダンス 1MΩ
- 出力インピーダンス 1kΩ
- サイズ 幅73 × 奥行129 × 高さ59mm
- 重量 電池込み395g
出典:BOSS公式仕様。
6. DS-2の魅力をひと言でまとめると
DS-2は、DS-1の系譜にあるディストーションを土台に、リズム向けのTURBO Iと、ミッドブーストを特徴とするTURBO IIを一台にまとめたペダルです。
ありがとうございます
どうなのよ?BOSS DS-2 Turbo Distortionって

ターボディストーションと言えばやはりカートコバーンとジョンフルシアンテですが、例えばモードIIにするとニルバーナのIn Bloomを弾きたくなってしまったりして笑
またBOSSの製品ってやはり安定していますし、色々と気が効いていることを所有してみて気づくものです
ディストーションペダル探求の中でターボディストーションはなかなかに良いチョイス・使い所のあるチョイスになるかと