【気になる！】ZENITH（ゼニス）の時計ってどうなの？

いいですね！✨
スイスの老舗ブランド Zenith（ゼニス） の歴史を整理してご紹介しますね。

🕰 Zenithの歴史

創業期（1865年）

• 1865年、ジョルジュ・ファーブル＝ジャコ（Georges Favre-Jacot） がスイスのル・ロックルで創業。

• 当時は部品を外注するのが一般的でしたが、ゼニスは時計製造を一つのマニュファクチュール内で完結させる画期的な方式を導入。
  → これにより品質管理が飛躍的に向上しました。

名称の由来（1897年頃）

• 完成度の高い自社ムーブメントを開発し、それを「天空の頂点（Zenith）」になぞらえてブランド名を Zenith と命名。

• 星のロゴは、この「到達点」を象徴しています。

20世紀前半

• 高精度で知られるゼニスは、精度コンクール（天文台クロノメーター検定）で数々の賞を獲得。

• 世界各国の鉄道時計や軍用時計にも採用され、信頼性の高さが定着しました。

1969年 ― El Primeroの誕生

• 世界初の自動巻きクロノグラフの一つとして登場した 「エル・プリメロ（El Primero）」 が大きな転機。

• 毎時36,000振動（1/10秒計測可能）のハイビート設計は、今もなお名機とされます。

• 70年代には一時クォーツショックで存続の危機に。エル・プリメロの設計図や部品は廃棄されそうになりましたが、技師シャルル・ベルモ氏が地下に隠して保存し、80年代に復活します。

復活と近年

• 1980年代後半以降、エル・プリメロはロレックス「デイトナ」にも搭載され、再び脚光を浴びます。

• 2000年以降はLVMHグループに入り、伝統と革新を両立したモデルを展開。

• 代表的シリーズ：

  • Chronomaster（クロノマスター）

  • Defy（デファイ）

  • Pilot（パイロットウォッチの名門としても有名）

⭐ Zenithの魅力のまとめ

• マニュファクチュール精神：創業時から自社一貫製造。

• 精度の追求：天文台コンクールで数百の賞を獲得。

• El Primero：機械式クロノグラフ史に残る名機。

• 伝統と革新：クラシックから未来的デザインまで幅広い。