「あの時代のスイスの時計と言う感じか」
気になるポイント
- メルカリで見かけて気になった
- 比較的入手しやすい価格帯で販売されている
- 玉数は少ないが、まああの時代のスイスの時計っぽい感じが気になる
こんな感じでしょうか
では詳細について見ていきましょう
教えて!ChatGPT!ONSA(オンサ)ってどんな時計なの?


“ONSA”という時計ブランドについて、入手できる資料をもとに歴史と特徴を整理してみます。ただし、一部情報は信頼度が完全ではないものや伝聞に基づくものなので、その点も併せてご案内します。


基本情報
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ブランド名:ONSA(オンサ)
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国:スイス
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創業年:1923年という説が一般的に伝えられている
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創業者:Hans Gilomen(ハンス・ギロメン)
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本拠地:Lengnau(スイス、ベルン州近辺)


歴史の流れ・主な出来事
以下、ONSA の歴史で注目できる出来事やブランドとしての特徴です。


1923年 | Hans Gilomen によって ONSA が設立される。初期は家族経営で、手巻き式ドレスウォッチや金無垢モデル、ポケットウォッチなどを手がけていたとの情報。 |
1940〜1950年代 | ドレスウォッチ中心のラインナップ。アメリカなど国外への輸出も行われていたとされる。 |
1957年 | Mayflower II(復刻帆船か何かの航海)に ONSA の防水自動巻き時計が2台積まれて試験される。一本はマストの上方、もう一本は舵元(rudder/船底付近)に付けられ、水中での耐久性をテスト。マスト上の方は風雨耐え、水中の方にも“ある程度耐えていた”という話。 |
1957年頃 | ベルギーの航空会社 Sabena のパイロットに対して、抗磁性 (antimagnetic) の ONSA 時計を支給したという話がある。航空用として信頼性を示すための取組み。 |


1960年 | スイスまたはイタリアの極限ダイバー Hannes Keller が Lago Maggiore 湖で水深 155m の潜水を行った際、“Scaphandrier” 名義の ONSA 時計を使用し、動作を保ったというエピソード。 |
1969年 | ONSA はスイスの時計見本市などで、「自動巻き・カレンダー付き」「20気圧防水」「2つの回転ベゼルを備えたモデル」など技術的なアピールをしていた。特に Protectus ケースなどを使い、外装も多様な色で展開されていた。 |
1970年 | 創業者 Hans Gilomen の死去。息子 Hans-Jörg Gilomen が後を引き継ぐ。 |
1970年代以降 | クォーツ時計の普及 (“クォーツショック”) の影響を受け、経営や市場展開に困難を経験。次第に販売市場は縮小し、ヨーロッパ中心、さらに国内スイス内に限定された、という見方がある。 |
1989年頃 | Hans-Jörg によってブランドが Domenico Granito に売却されたという説あり。以降、ブランド復興の試みが複数回あったが、大きな復活には至っていないとの情報。 |


製品の特徴・モデル・技術
ONSA の時計には以下のような特徴があります:
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手巻きおよび自動巻きモデルがあり、自動巻きモデルにはかなりの耐水性能(あるテストにおける155m潜水など)をアピールしたものもある。
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“Scaphandrier”(フランス語で潜水夫)など、ダイビング向けモデルの名称やシリーズがある。防水・耐久性を重視した作りであったようです。
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デザイン的にはドレスウォッチ風のものが多く、ケース径や装飾など比較的上品・シンプルなスタイルを多用。秒針 (赤いものなど) のアクセントが見られるモデルも。
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一部モデルで“アンチマグネティック”(磁気耐性)やショックレジスト(耐衝撃)などの機能表記があるもの。インカブロック(Incabloc)などを使っているものも報告されています。
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“Swiss Made”表記のものが多く、ムーブメントは外部製(汎用ムーブメント)をベースにしたものと考えられるが、情報は限定的。


信頼度の低い・誤っている可能性のある情報
いくつかネット上で語られている話で、確証がないものもあります:
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「創業年が 1944 年」という情報を出しているサイトがあるが、創設が 1923 年という説の方が複数のソースで言及されており、より初期に始まったという見方が強い。
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Mayflower II のストーリーなどはアンティーク時計ファンの間で語られるエピソードであり、一次資料が確認できる訳ではないため、話の真偽を完全には保証できない。


雑感・評価
ONSA は、大手ブランドほど広く知られてはいないものの、アンティーク時計の中では「知られざる良ブランド」の一つと評価されることがあります。特に以下の点で評価されているようです:
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技術的耐久性(耐水性・耐衝撃性)をアピールしていたモデルがあり、テストなどのエピソードがあること。
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デザインにおいて、ドレスウォッチ的な優雅さと、機能性(機械式、アンチマグネティック、インカブロック等)のバランス。
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希少性:現在では製造されていないモデルが多く、保存状態やオリジナルパーツがあることがコレクターにとって魅力となっている。

まとめ 買いなのか?ONSA(オンサ)の時計ってどうなんだ?
※ImageFXにて生成された画像です
デザインが好みで状態・価格が合致すれば断然買いなブランドでしょう
今ちょうど良さげなのがでているのですが買うか買わないか躊躇しています
※2025年10月現在
玉数はなかなかに少ないようなのでお気に入りを見つけたら入手したいところですね
メルカリでも販売されているようです
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね