【気になる！】TIMEX（タイメックス）の時計ってどうなの？

1854年、アメリカ・コネチカット州ウォーターベリーで Waterbury Clock Company として創業。

「安価で大衆に届く時計」を目標に設立され、初期は懐中時計を製造。

19世紀後半には「1ドルで買える時計」をスローガンにした「ヤンキーポケットウォッチ」がヒット。

1930年代：ディズニーと提携し、ミッキーマウスウォッチを発売。子供から大人まで爆発的人気に。

第二次世界大戦期：軍用時計や計測器を供給し、信頼性を高める。

戦後、社名を U.S. Time Corporation に変更。

1950年、耐久性の高さを前面に打ち出した「TIMEX」ブランドを発表。

「Takes a licking and keeps on ticking（どんな衝撃にも耐え、動き続ける）」というキャッチコピーとテレビCMで大成功。

TIMEXはアメリカ国民時計として定着。

クォーツ革命の波に乗り、デジタルウォッチやスポーツウォッチを発売。

特に**IRONMAN Triathlon（1986年）**は大ヒットし、アスリートやアウトドア層に支持された。

Indiglo（インディグロ）バックライト搭載モデル（1992年）は夜間視認性を大幅改善し人気を博す。

カジュアルからビジネスまで幅広いコレクションを展開。

ファッションブランドやデザイナー（J. Crew、Todd Snyder など）とのコラボも盛ん。

TIMEXの主な特徴

耐久性・実用性

創業以来「壊れにくく安価」を信条にしており、ミリタリー仕様からスポーツ用まで信頼性が高い。

コストパフォーマンス

高級ブランドではなく、手の届きやすい価格帯（数千円～数万円）で入手できる。

多彩なデザイン

クラシックなアナログ（Marlin、Waterburyコレクション）からデジタル（Ironman、Expedition）まで幅広い。

技術革新

Indigloバックライト、耐衝撃ケース、防水性能など、日常使いに便利な機能を早くから導入。

代表的なモデル

• Waterbury Collection（創業地の名を冠したクラシックライン）
• Marlin（機械式の復刻モデル）
• Ironman Triathlon（スポーツ用デジタルウォッチの代表格）
• Expedition（アウトドア仕様）
• Weekender（カジュアルで人気の定番シリーズ）

TIMEXは「高級時計ブランド」とは異なり、
**「壊れにくい・買いやすい・使いやすい」**を徹底したアメリカンブランドです。
1854年から続く長い歴史の中で、大衆向けからミリタリー・スポーツ・ファッションまでカバーし、今なお世界中で愛用されています。